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本澤 千恵子(ピアノ・主宰兼音楽監督)
千葉大学教育学部音楽科卒業後、都立高校音楽科教諭として勤務。途中退職し、1992年より毎年ソロリサイタル、ジョイントリサイタル開催。以後、ソロ、伴奏、室内楽など演奏活動を中心に活動。
また1992年よりプロの演奏家集団「アンサンブル憧美音(どみね)」を結成し、モーツァルト・バースデー・コンサート(MBC)を主宰。
奥村 泰憲(常任指揮)
広島少年合唱隊出身。エリザベト音楽大学宗教音楽学科卒業、同大学院修了。セルビアとルーマニアに短期留学。広島市立小学校勤務を経て2005年よりウィーン国立音楽大学(声楽)、プライナー音楽院(指揮・オペラ)で研鑽を積む。2006年ウィーンでシュッツ「マタイ受難曲」イエス役でソリストデビュー、また同地でグルック「トーリードのイフェジェニー」トアス王を歌いオペラデビュー。シェーンベルク合唱団やバッハコレギウムジャパンに所属し数々の公演に参加。2012年帰国。これまで「クリスマスオラトリオ」「メサイア」「天地創造」「第九」など多数ソロを務め、オペラでは約50の役を演ずる。指揮者としては専門の宗教曲の他「アルバのアスカニオ」「フィガロの結婚」「蝶々夫人」「ドン・カルロ」「ヘンゼルとグレーテル」など多数オペラを指揮する。現在合唱団オラショクラブ、MBC室内合唱団含む11団体の指導者を務める。
下村 将太(テノール)
東京学芸大学卒業及び、同大学院修了。二期会オペラ研修所第60期マスタークラス修了。幼少期より東京少年少女合唱隊に所属し、世界的な指揮者・歌手・オーケストラとの共演を果たす。
これまでにオペラでは『フィガロの結婚』バジリオ、『椿姫』アルフレード、『カルメン』ドン・ホセ、『魔笛』僧侶・武士Ⅰ、オペレッタでは『こうもり』アイゼンシュタイン等の役を演じる。2020年2月には二期会公演『椿姫』にガストン役で二期会デビューを飾り、2021年7月には同じく二期会公演『ファルスタッフ』バルドルフォ役に抜擢されるなど、立て続けに大舞台への出演を重ね今後の活躍が期待される。
またベートーヴェン作曲の『第九』のソリストや、ドビュッシー作曲『放蕩息子』の息子アザエル役など、コンサートソリストとしても出演を重ねる。近年では合唱指導・指揮も数多く務め、活躍の場を広げている。
声楽を松本進、大野徹也、小原啓楼の各氏に師事。二期会準会員。静岡室内歌劇場会員。
小関 基宏(ヴォイストレーナー)
国立音楽大学音楽学部声楽学科卒業。主に教会音楽のソリスト、声楽アンサンブルでの演奏や教会オルガニストとしての奏楽を中心に活動。
モーツァルト「ミサ・ブレヴィス ニ長調」「大ミサ曲 ハ短調」、ハイドン「スターバト・マーテル」、フォーレ「レクイエム」、バッハ「マタイ受難曲」「ミサ曲 ロ短調」等のソリストを務める。
教育音楽学会理事、日本聖公会聖マルコ教会オルガニスト、日本オルガン研究会会員。
松田万美江(ヴォイストレーナー)
ウィーン国立音大にて声楽をヴィスカ教授に、またリート・オラトリオをフォンターナ教授、各氏に師事。同大学大学院修士課程を最優秀の成績で首席卒業。
2009年9月にサイトウ・キネン・フェスティバル「青少年のためのオペラ」にてフンパーディンク『ヘンゼルとグレーテル』の眠りの精・露の精役でデビュー。その後、サイトウ・キネン・フェスティバル、中国公演でベートーヴェン『合唱幻想曲』でソプラノのソリストを務め、2013年8月には同フェスティバルのオペラ公演、ラヴェル『子供と魔法』に羊飼いの娘役で出演。小澤征爾音楽塾では、2012年にプッチーニ『蝶々夫人』にいとこ役で出演、2014年3月、モーツァルト『フィガロの結婚』にて、バルバリーナ役のカバーを務める。同年11月には「大野和士オペラレクチャーコンサート」にて、ベートーヴェン『フィデリオ』のマルツェリーネ役、モーツァルト『魔笛』の侍女2、童子1、そしてパパゲーナ役を務める。2016年3月は、イギリス、ヨークシャー州ベリー・コート・オペラ劇場で、プッチーニ『蝶々夫人』のタイトル・ロール、蝶々さんを演じ、数々のオペラ専門雑誌にて、非常に高い評価を得た。 近年は、スペイン「ムジカ エン セグーラ」音楽祭でのソロリサイタルで成功をおさめ、イギリス、フランスでのソロおよび室内音楽の演奏も好評を得ている。 "DasFestival"コンクールで2位、第11回大阪国際音楽コンクールで3位(1位2位該当者無し)を受賞。ホームページ:www.mamiematsuda.com